P02-03 平成24年度 施政方針 市民の皆さんが実感できる 日本一健康文化都市を目指して 市民と行政がお互いに知恵を出し合い、 誇れるふるさとをつくります。 問 企画政策課企画係 TEL44-3105 まちの将来像 人も自然も美しく 活力あるれる 日本一健康文化都市 キャッチフレーズ 「未来につなぐ 確かな一歩」 6つの重点戦略 着実に 1未来へおくる安心・安全 2生涯にわたる健康づくり 3きめ細やかな子育て支援 4新たな活力を生みだす産業創造 5袋井発の魅力を伝える観光交流 6自然の恵みを活かす新エネルギー促進 一歩先へ 4 新たな活力を生みだす産業創造  地域の活力を生みだし、市民生活を向上させていくため、業種の垣根を越えた新たな商品やサービスを掘り起こし、より魅力ある、足腰の強い産業構築を図ります。 新たな産業振興の促進 ●6次産業化促進支援・農商工の相互連携…新たな事業に取り組もうとする農商工業者を募集し、業種や作物ごとリスト化とマッチングなどにより、新たな商品やサービス・販路の拡大などにより、地域ブランドを創出します。 快適な交通基盤の充実 ●袋井駅南北自由通路の新設…平成26年秋の供用開始に向け、今年4月から、仮駅舎などの建設工事に着手します。 5 袋井発の魅力を伝える観光交流  「袋井市観光基本計画」に基づく、新たな観光戦略を推進するとともに、この地域に存在する豊富な観光資源を有効に活用し、磨きをかけていきます。 地域の魅力発信 ●ふくろい観光ルネッサンス事業…「(仮称)ふくろい観光ブランド推進事業」による遠州三山をクローズアップしたプロモーションの展開や、「(仮称)ほっとなまち並み景観創出事業」による講座・ワークショップを実施します。 文化振興 ●芸術とふれあうまちづくり…市内に数多く設置されている彫刻やモニュメントを、大切な観光資源として活かすとともに、市民が文化に親しむ資源としても、有効に活用していきます。 6 自然の恵みを活かす新エネルギー促進  資源を有効に活用するとともに、新たなエネルギーの導入を促進し、未来の子どもたちに、かけがえのない「ふるさと袋井」という財産を残していきます。 地球にやさしいまちづくり ●新エネルギー施策推進…新エネルギー機器導入促進奨励金の補助額上限アップなどを実施します(詳細は、本紙24ページ参照)。 また、公共施設への太陽光発電装置の設置を推進します。 バイオマスタウンの推進 ●地域資源活用エコプロジェクト…「菜の花エコプロジェクト」として耕作放棄地に資源作物を栽培し、環境教育や循環型社会の推進を図るとともに、農業者や民間事業者などと連携して、バイオマスの利活用を図ります。 一歩先へ 〜市民が実感できる日本一健康文化都市を目指して〜  今日の社会情勢は、私たちが、かつて経験したことがないほど早いスピードで、日々刻々と変化しております。  この度の東日本大震災がもたらした影響は、余りにも甚大であり、我が国がこれまで抱えていた様々な問題について、早期に解決する必要に迫られています。  今後、我が国が歩む道のりは、決して平たんではないと思いますが、今こそ市民と行政が手を取り合い、それぞれに役割を担い合うことで大きな力を発揮していく必要があります。そして、しっかりと足を地につけて、次代を担う子どもたちのため、勇気を持って「未来につなぐ 確かな一歩」を確実に踏み出していきましょう。 着実に 1 未来へおくる安心・安全  東海地震は、いつ起こってもおかしくないといわれています。市民の命を守るため、ハード・ソフトの両面から万全の備えを進め、「災害に強い袋井」をしっかりと築き上げていきます。 防災への備え ●津波避難対策…津波避難場所として、新たに平成の命山・津波避難タワーを整備します。 ●液状化対策…液状化危険度を周知するパンフレットを作成し、全世帯に配布します。 ●家庭内家具等固定推進…家庭内の家具等固定施工率100%を目指し、アンケート調査の実施や借家・共同住宅への施工を普及します。 2 生涯にわたる健康づくり  健康であることに喜びを感じ、一人ひとりが楽しく、生きがいを持って充実した毎日を送ることができるよう、市民の健康を支える環境の整備を推進します。 運動習慣の定着 ●家族で楽しむスポーツ推進…ニュースポーツを含め、家族が一緒に楽しみながら取り組めるスポーツの普及に努めます。 生活習慣病の予防 ●発症予防と重病化予防の推進…血管年齢や肺年齢の測定を取り入れた健康教室や簡易血糖測定を取り入れた糖尿病予防教室の開催など、発症予防と重症化予防対策を推進します。 万全な医療体制 ●中東遠総合医療センター建設、(仮称)総合健康センター整備…平成25年5月の中東遠総合医療センター開院に向け、万全の態勢で取り組むとともに、現市民病院の利活用について、「袋井市保健・医療・介護構想」に基づく施設整備を進めます。 3 きめ細やかな子育て支援  経済的問題や晩婚化・未婚化など、様々な要因で、急速に少子化が進行していることから、「子どもを産みやすく、育てやすい」環境の整備を進めます。 子育てしやすい環境づくり ●幼稚園預かり保育、民間保育所運営補助、認証保育所・認可外保育施設補助などの推進…預かり保育実施幼稚園数を12園へ拡充、「袋井あそび保育園」の開園など、待機児童の解消に向けた施策を推進します。 手と手をつなぐサービス ●子ども医療費助成…10月の「子ども医療費助成制度」改正に合わせ、小中学生の通院を、現行の実費負担から、1回の受診につき500円の定額負担(月4回まで)とし、子育て家庭の医療費軽減を図ります。