P09 交通安全・防犯のまちづくり ●平成24年市内交通(人身)事故発生状況  市内の昨年の交通(人身)事故発生件数などは、前年より減少しましたが、「市民10万人あたりの発生件数」では、県内43市区町中でワースト11位となっています(▽件数…853件(前年比9件減)▽死者数…1人(前年比5人減)▽負傷者数…1,171人(前年比49人減)) 。  昨年、市内で発生した交通(人身)事故では追突事故が全体の4割を占め、この傾向は今年も続いています。追突の大きな要因は、速度超過と脇見運転です。運転の際は車間距離を十分にとり、前方に注意して運転するよう心がけましょう。  また、歩行者は事故防止のため、「自発光式反射材」を身につけましょう。自発光式反射材は警察署窓口やホームセンターで販売しています。 問 市民協働課交通政策係 TEL44-3125 ●盗難にあわないように注意しましょう! @乗り物盗(自転車盗、オートバイ盗、自動車盗)  被害の多くは、JR袋井駅・愛野駅や、ショッピングセンターなど大型店舗の駐輪場・駐車場で発生しています。駐輪・駐車をする際は、必ず鍵をかけましょう。 A侵入盗(空き巣、忍び込み)  被害宅のうち、空き巣は約4割、忍び込みは約9割が無施錠でした。  侵入盗は凶悪事件に発展する可能性があるため、短時間の外出時や在宅時でも必ず鍵をかける習慣を身につけ、被害にあわないようにしましょう。  玄関や窓の鍵は2つ以上つけると効果的です。また、防犯ガラスや防犯砂利、センサーライト、防犯カメラなどの防犯グッズを活用し、自宅に合わせた対策をしましょう。 問 袋井警察署生活安全課 TEL41-0110(代表)   市民協働課自治振興係 TEL44-3107 秋葉線廃線あとをたずねて ●終着駅(ターミナル)  昭和37年9月19日、静岡鉄道秋葉線の長い歴史が終わりました。この日、電車たちは精一杯の飾り付けをして沿線の住民へ感謝の気持ちを表し、車内は一日中乗客であふれていました。翌日は閉鎖式と慰労会が開かれ、鉄道員たちは思い出話に花を咲かせました。  鉄道の路線はバスに引き継がれ、現在は秋葉バスサービスが運行しています。廃線により、多くの鉄道員たちは駿遠線に異動したり、路線バスの運転手となったりしました。  電車は山梨幼稚園で園児たちの遊び場として、また、月見木工と三倉のモータースで作業場として第二の人生を送りました。  秋葉線は路面電車のため、鉄道跡は県道に埋もれて残っていませんが、終着駅となる遠州森町駅では、三島神社の樹木が当時と変わらずに茂っています。 問 歴史文化館 TEL23-9269(土・日曜日、祝日休館) 市民病院だより ●高齢者の筋肉量減少は「栄養不良」につながります! ◎加齢による筋肉量の減少と体への影響  私たちの体にある筋肉の量は、年齢とともに減少していきます。若かったころに比べて筋肉が落ちたと感じることはありませんか?  個人差はありますが、筋肉量は40歳前後から徐々に減少していきます。特に、高齢者は食事量や運動量の減少に伴い、筋肉量が減少するスピードが速くなります。  筋肉量が減少すると、「歩きにくい」「転倒しやすい」ということから始まり、「かむ」「飲み込む」「せきをする」「呼吸をする」という力まで弱まってしまいます。けがや事故、病気を防いで健康を維持するためには、筋肉量を維持することが大切です。 ◎筋肉量は栄養状態のバロメーター  筋肉は栄養の貯金箱とも言われ、筋肉量は「栄養不良」の判定にも使われます。病気などで栄養不足の状態が長期間続くと、栄養の貯金が崩されて筋肉量が急激に減少します。  日ごろから、肉・魚・卵・大豆製品・乳製品の摂取や適度な運動を心がけ、筋肉量を維持して「栄養不良」を予防しましょう。なお、腎臓の働きが低下している方は、肉・魚などの摂取量について主治医や栄養士など専門家にご相談ください。 問 市民病院栄養室 TEL43-2511(代表)