P13 姉妹都市塩尻見聞録 ●塩尻のワインを味わいませんか?  塩尻市内には、全国でも珍しいワインの醸造免許を持つ高校をはじめ、9つのワイナリーなどが点在しています。これまで、ブドウ生産者やワイン醸造者たちが研究と努力を重ね、100年を超える伝統あるワイン醸造の技術が培われてきました。  そこで作られるワインは、塩尻市を代表する特産品であるとともに、色・香り・味ともに評価が高く、国内外のコンクールでは、常に上位入賞を果たしています。中でも、桔梗ヶ原産のワインは、世界にも広くその名が知られています。  市内では、10月下旬に、漆塗りのワイングラスを片手に市内ワイナリーを巡る「ワイナリーフェスタ」や、新酒を楽しむ「ヌーボーパーティー」をはじめ、2月中旬には樽熟された本格高級ワインが味わえる「ワインと語る夕べ」など、塩尻産ワインを手軽に楽しめるイベントが開催されています。  また、今年6月には、塩尻ブランドの発信拠点として、アンテナショップを兼ねたワインバー「ダルーヴァ」を東京都渋谷区にオープンしました。  皆さんも、塩尻市にお立ち寄りの際には、歴史と伝統ある塩尻産ワインを、是非ご堪能ください。 問 袋井市秘書広報課秘書係 TEL44-3103 塩尻市の情報詳細は、塩尻市ホームページ(http://www.city.shiojiri.nagano.jp/) をご覧いただくか、塩尻市観光課(TEL0263-52-0280)までお問い合わせください。 環境ナビ ●10月は3R推進月間です! 3R(スリーアール)って?  3Rとは、「減らす」・「繰り返し使う」・「再資源化」の3つの単語の頭文字をとった言葉で、環境配慮に関する優先順位を表したものです。 1ごみを減らす(リデュース)  無料の割りばしをついもらってしまう、セール品を余分に買ってしまう、こんな経験はありませんか?しかし、こうした小さな行動の積み重ねが大量のごみを発生させる原因となっています。  本当に必要なものだけを買う、食べ残しをしないなど、日ごろの心掛けでごみを減らすことができます。 2繰り返し使う(リユース)  サイズが合わなくなった子どもの服を近所の子どもにあげたり、自分では使わない製品はリサイクルショップに出すなど、同じ形のまま何度も使うことで、貴重な資源を有効に利用することができます。 3再資源化する(リサイクル)  ごみを減らすことを心掛け、ものを大切に使っても、生活をする上でごみは必ず発生してしまいますが、正しく分別収集することで、再び資源としてよみがえることができます。  ごみの処理やリサイクルには、多くのエネルギーや費用がかかります。大切な資源や環境を守るため、3Rを心掛けた生活を送りましょう。 問 環境政策課環境企画係 TEL44-3135 災害時の健康ガイド ●低体温症って、どんなもの?  私たちの体は、体温が一定の範囲で保たれるようになっていますが、寒い環境など熱が奪われやすい状態や熱が産生できない状態では、体温の維持が出来ず、体の中心の温度が35℃以下に低下してしまうことがあります。この状態を「低体温症」といいます。  災害時は、屋外に避難し救助を待っていることや、避難所でも十分な暖房がなく寒冷環境にいることが考えられ、特に体が濡れたままの状態でいた場合などには、低体温症になりやすくなります。 低体温症になりやすい人は?  高齢者や小児、栄養不足や疲労・けがをしている人、糖尿病や脳梗塞など神経の病気がある人は、低体温症になりやすい傾向にあります。 こんな症状が見られたら要注意です!  低体温症は、悪化すると命にかかわります。「つじつまの合わないことを言う」、「震えていた人が、温まらないまま震えがなくなっている」、「意識がもうろうとしている」、このような症状が見られたら、早急な医療機関での受診が必要です。 低体温症にならないための対策は?  地面に敷物を敷いたり、雨・風・雪を避けたりするほか、濡れたものは脱いで毛布などにくるまったり、なるべく厚着をして体温が低下しないようにしましょう。顔・首・頭からの熱は逃げやすいので、帽子やマフラーで保温をすることも効果的です。  また、体温を上げるために、可能な限り水分補給や栄養補給を行うようにしましょう。 問 健康づくり政策課検診推進係 TEL42-7275